大変尊敬する、精神科医であり、ベストセラー作家の樺沢紫苑先生が、わたくしの新刊
「365日夢をかなえるシンクロの魔法」育鵬社 について素晴らしい書評を書いてくださいました。
樺沢先生の代表作「アウトプット大全」は既に2019年を代表する大ヒットビジネス書となっていますが、医師であり、常に脳科学をベースに作家活動をされている科学者でもある先生に、このような評価をいただけたことは、本当に感激です。
樺沢先生は私が密かに「日本のディーパックチョプラ博士」と思っている方です。
いつか樺沢先生の、脳科学をベースにしたスピリチュアル本が読みたいです!
~~~~~~~ここから樺沢紫苑先生の書評です。
女性は、「スピリチュアル」が好きな人が多いでしょうが、
男性は、「スピリチュアル」は怪しい、
と感じる人が多いかもしれません。
しかしながら、
アメリカの歴代大統領は、重要な案件を決める場合、
占星術師に占ってもらう、という話をよく聞きます。
そして、日本の政治家や大企業の社長なども、
重要な場面で神社参拝をする人が多い。
スピリチュアルは、本物なのか?
それとも、怪しいものなのか?
スピリチュアルは、効果があるのか?
それとも、効果はないのか?
単なる、思い込みの暗示効果なのか?
心理学者のユングが、
「スピリチュアル」の世界にのめりこんでいったように、
私も「スピリチュアル」の世界は、かなり研究しています。
昔から、神秘学やカバラの本などはたくさん読んでいるし、
最近では、古武術の関連から、古神道について学んでいるし、
占星術もタロットも、困った時に自分で占える程度には勉強しました。
そんな「スピリチュアル」の探求を続けきた精神科医として
本書『365日夢をかなえるシンクロの魔法』を読んで、
ハッとしました。
普段、私が言っていることと、同じじゃないか。
『365日夢をかなえるシンクロの魔法』は、
クリスタル研究家の木村衣晴さんが、
自ら学んだインド・ヴェーダ哲学や
アリゾナのインディアンの教えをベース、
シンクロニシティとは何か?
シンクロニシティを起こす方法についてわかりやすく解説した本です。
「チャクラ」「過去生」「ダルマの法則」「インナーメンター」など、
「スピリチュアル」でしばしば出てくる概念についても詳しく解説しているので、
「スピリチュアル」とは何ぞや? ということが、
よくわかる本になっているのです、
この本を読んだ私の最初の感想が、
「普段、私が言っていることと、同じじゃないか。」
というもの。
# 人が天職を見つけて、天職を通じて自分の才能で周囲に貢献しているときに、
人は癒されて、自己肯定感が高まり、自尊心が育つ。
# 目の前にいる人は、あなたの内面を映し出す鏡、人間関係を自己成長のために活用すべき。
# 社会貢献や他者貢献が、全て自分にかえってくる。
# 自分には癒やすべき傷があり、その傷に気付いた人は、ほぼ自動的に癒やされる。
# 感情は「表現」されると外に向かってリリースされる。だから、怒りの解放が重要。
# 現在の自分の状況を人のせいしている恨みの感情(犠牲者意識)があると、いつまでも自己成長できず、不幸になる。
# 自然の中で、自然とつながろう!
#「タイミングを読む」ことが重要
#「今を生きる」ことが重要
#「直感力を磨く」ことが重要
# 寝る直前に自分の「願望」を紙に書き、それをイメージしながら眠ると
願望が実現する
私の動画を熱心に見ている人は、ハッとするでしょうが、
これらの全ては私が日々、動画で解説している内容と、全く同じなのです。
例えば、
# 寝る直前に自分の「願望」を神に書き、それをイメージしながら眠ると
願望が実現する
は、私が繰り返しお伝えしている「3行ポジティブ日記」。
寝る前に、今日あった良かったことを3つ書き、
それをイメージしながら眠ると、ポジティブ思考になる。
と、ほぼ同じです。
ちなみに、「3行ポジティブ日記」は、
心理学の認知行動療法でよく使われるワークです。
自己成長をして幸せになる方法。
私は「心理学」と「脳科学」を根拠としていますが、
スピリチュアルを根拠とした、本書の方法と
「TO DO」(何をすべきか)は、全く一緒になる、
というのが興味深いのです。
富士山の登山ルートには、
吉田ルート、富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルートと
4つの登り口。4つのルートがありますが、
登っていくと、最終的には頂上に到達します。
「心理学」と「スピリチュアル」は、
入り口としては全く別な気がしますが、
頂上まで登ると、同じところに到着する、
というわけです。
自己成長、自己実現、幸福の山頂へ向けた登山。
「心理学」から登りたい人は「心理学」から登り始めればいいし、
「スピリチュアル」から登りたい人は、
「スピリチュアル」から登るのもいいと思います。
自分が登りやすいところから登ったほうが、
楽に登れて、長く続けられるからです。
そんなことを、本書を読みながら考えました。
『365日夢をかなえるシンクロの魔法』。
シンクロニシティやスピリチュアルの教科書として
非常にわかりやすく書けていますが、
読み物としても、たいへんおもしろくワクワクしました。
「序章」では、木村さんの自身が体験したシンクロニシティについて、
30年もさかのぼり、自分の成長と成功にシンクロニシティが
深く関わっていたというストーリーが語られるのですが、
そのシンクロ具合が半端なく、ワクワクしながら
グイグイと物語に引きつけられます。
結局、その勢いにのって、
精読ベースで一気に最後まで読み切りました。
精読ベースで、最初から最後まで、
一字一句読んだ本は、最近ではほとんどなかっただけに、
印象に残ります。
こうしたスピ系の女性著者の本というのは、
ほんわかした文体で書かれていて、女性には共感されるのでしょうが、
男性が読むと、何を伝えたいかがわからないものが多いのです。
しかしながら、本書は、
各項目ごとに、スピリチュアル的な概念の説明。
そのメリット。具体的な方法が、全て順序だてて、論理だてて
説明されています。
非常に男前な文章だなと思って読んでいると、
昔「弁護士」を目指したこともある、
といったバックグラウンドも明かされて、
なるほどと思いました。
シンクロニシティとは、夢実現のハイウェイに乗ること。
渋滞の道をちまちま進むのではなく、
ハイウェイに乗ることで、一気に目的に到達できる。
そんな素晴らしい方法。
知らないよりも、知っている方が、絶対に得だと思います。
『365日夢をかなえるシンクロの魔法』
(木村衣晴著、育鵬社)
是非書店にてお手にとってみてくださいませ。
書店にてお買い上げいただいた方には、特別なキャンペーンのプレゼントがございます。